チャクラ静功

カルマは魂と副魂に蓄積されますが、チャクラの働きの一つとして、カルマを蓄積します。ただ、蓄積されるカルマは魂、副魂に比べると軽いのと、チャクラの種類によってカルマの種類が違います。


過去世などで犯した罪などの曇りがチャクラに蓄積されており、時期が来ると解消します。解消するときには、犯した罪に相当する苦しみを味わいます。


チャクラ静功の修練によってカルマの曇りを解消しますと、苦しみを味わうことなく、あるいは少しの苦しみでカルマが消え、その人本来の人格と運気が成就されます。


また、チャクラ静功の効果として、チャクラのもつ能力を増進しその人の霊能を高める働きがあります。霊能は多くの場合、異次元の情報を受け取る能力ですから、霊能を高めることによって、交流法ができるようになります。


姿勢

基本的には、座布団を敷いて、楽座で行います。


左の足裏を右ももに着け、右かかとを左すねに着けます。腰を立てます。できれば腰を入れます(腰を苦しくない範囲で反らせます)。次回行うときは、左右の脚を組み替えて行います。腰を立てることが難しい場合には、尻の下にもう一枚の座布団を敷きます。座布団の厚みは各人の足腰の様子によって調節します。


入静

気功の修練(練功という)では特に、“静功”において“入静”は最も大切です。入静をすることで緊張をゆるめ、エネルギー消費を小さくします。楽な姿勢で安静にしていればある程度までは入静できますが、それ以上は難しくなります。


そこで、何かひとつに注意を集中します。集中は、“力む”のではなく、他に注意を逸らさないことです。


これでかなり入静が進みますが、それ以上は潜在意識の働きに任せます。その効果を上げるには、繰り返し練功することが必要です。できるだけ毎日、短い時間でも練功すると効果が上がります。


チャクラ呼吸

息を吸いながらチャクラの華から生命エネルギーを吸い込み、スシュムナの中にあるチャクラの根まで導いて留め、吐きます。通常、肉体次元のカルマを解消します。


チャクラ行気

呼吸を意識せずにチャクラの華から生命エネルギーを吸い込み、スシュムナの中にあるチャクラの根まで導いて留め、吐きます。通常、幽体以下の次元のカルマを解消します。修練が深まれば、粗い霊体である5次元、さらには精細な霊体である6次元のカルマを解消します。


チャクラ瞑想

呼吸を意識せずにチャクラの華から生命エネルギーを吸い込み、スシュムナの中にあるチャクラの根まで導いて留め、吐きます。通常、幽体以下の次元のカルマを解消します。修練が深まれば、粗い霊体である5次元、さらには精細な霊体である6次元のカルマを解消します。


内周天

チャクラの根はスシュムナの中にあります。スシュムナには、普段生命エネルギーがほとんど流れません。チャクラを浄化し、あるいは活性化するには、チャクラに生命エネルギーが与えられる必要があります。

そこで、スシュムナが、生命エネルギーが盛んに流れる中脈とつながるようにするのが、内周天の発想です。

中脈の下端部に3秒間意識を集中します。中脈の中を、行気で生命エネルギーを上げ、3秒間で頭頂部に至ります。そこに生命エネルギーを3秒間留め、今度はスシュムナの中を3秒間で下端部まで降ろします。生命エネルギーを、そこに3秒間留め、再度中脈の中を、下腹部のチャクラのナディの高さまで上げ、そのすぐ後ろのエネルギー・センターに注ぎます。


チャクラの構造と種類、働き







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