チャクラの働き
チャクラとは、人間の肉体、幽体、霊体にあって、特異な働きをする部分です。特異な働きとは、下記のような、他の部分ではできないことをします。
・生命エネルギー、気を蓄える
・生命エネルギー、気を次元変換する、
・生命エネルギー、気を供給する
・カルマを蓄積する
・各チャクラ特有の能力をその人に発揮させる
チャクラの種類と働き
一般的には、チャクラは会陰部にある会陰のチャクラから、頭頂部にある王冠のチャクラまで7種のチャクラが知られています。しかし、明心塾の研究では、10種のチャクラと3種のサブチャクラが確認されています。それらは下記の通りです。
C1.会陰のチャクラ
華は会陰にあり、エネルギー・センターは肛門の後縁にあり、根は尾骨にあります。このチャクラは先天の生命エネルギーの備蓄基地のような役割をもっていると共に、性的エネルギーのセンターです。性的カルマが蓄積されます。
C2.下腹部のチャクラ
華は、へそと恥骨の間の恥骨寄りにあり、根はその後ろの脊髄(仙骨4番辺り)にあり、エネルギー・センターはそれらの中間にあります。このチャクラはゆっくりと長く働くエネルギーを司ります。嫉妬心に関するカルマが蓄積されます。
C3.へそ下のチャクラ
華はへそと恥骨の間でへそ寄りにあり、根はその後ろの脊髄(腰椎3番辺り)にあり、エネルギー・センターはそれらの中間にあります。短期的に強く働くエネルギーを司ります。気功でいう下丹田はこのチャクラのエネルギー・センターです。怒りのカルマが蓄積されます。
C4.へそのチャクラ
華はへそにあり、根はその後ろの脊髄(腰椎2番辺り)にあり、エネルギー・センターはそれらの中間にあります。このチャクラは生存に大きく関わっています。道家気功でいう太極はこのチャクラのエネルギー・センターです。生きたい・死にたくないという想いのカルマが蓄積されます。
C5.胃のチャクラ
華は胃のあたりの体表にあり、根はその後ろの脊髄(胸椎12番辺り)の中にあり、エネルギー・センターはそれらの中間にあります。このチャクラは感情を司り、消化器の活力に関係があります。恨み・憎しみの想いがカルマとして蓄積されます。
C6.心臓のチャクラ
華は左右の乳の中間にあり、根はその後ろの脊髄(胸椎4番辺り)の中にあり、エネルギー・センターはそれらの中間にあります。このチャクラは外向性を司り、愛情の表現とか、逆に攻撃性に関係があります。気功でいう中丹田はこのチャクラのエネルギー・センターです。対人的な執着がカルマとして蓄積されます。
C6-1.心臓のチャクラの第1サブチャクラ
華は、心臓のチャクラと上胸部のチャクラの間を3等分して、心臓のチャクラから3分の1のところにあり、根はその後ろの脊髄(胸椎3番辺り)の中にあります。他者への働きかけの能力を司ります。
C6-2.心臓のチャクラの第2サブチャクラ
華は、心臓のチャクラと胃のチャクラの間を3等分して、心臓のチャクラから3分の1のところにあります。剣状突起の先端です。根はその後ろの脊髄(胸椎6番辺り)の中にあります。愛の表現を司ります。
C7.上胸部のチャクラ
華は胸骨と鎖骨がつながっている部分の少し下にあり、根はその後ろの脊髄(胸椎2番辺り)の中にあり、エネルギー・センターはそれらの中間にあります。このチャクラは公共に対する態度に深く関わっています。このチャクラはインドのヨガでも、中国の気功でも知られていません。公共心・公徳心に関する想い・行為がカルマとして蓄積されます。
C7-1.上胸部のチャクラのサブチャクラ
華は上胸部のチャクラと胸鎖関節の間を三等分して、上胸部のチャクラから3分の1のところにあります。根は華の後ろ45度上、脊髄の中にあります。公共性を判断する能力を司どります。
C8.喉のチャクラ
華は喉仏の体表側にあり、根はその後ろの脊髄(頚椎5番辺り)の中にあり、エネルギー・センターはそれらの中間にあります。このチャクラは名誉心に深く関わっています。自尊心に関するカルマが蓄積されます。このチャクラに溜まったカルマの解消は悟りに達するに当たって、最大の関門だと言われています。
C9.眉間のチャクラ
華は眉間にあり、根は真後ろの脊髄の延長線上の大脳辺縁系にあり、エネルギー・センターはそれらの中間にあります。このチャクラは智恵、認識力と深い関わりがあります。気功でいう上丹田はこのチャクラのエネルギー・センターです。分を超えた、詮索好きのカルマが蓄積されます。
C9-1.眉間のチャクラのサブチャクラ
華は鼻骨の頂点にあり、根は、その真後ろの脊髄の延長線上の大脳辺縁系にあります。判断能力を司ります。
C10.王冠のチャクラ
華は頭頂部にあり、根はその真後ろの脊髄の延長線上の大脳辺縁系にあり、エネルギー・センターは華の前下の中脈のすぐ後ろにあります。このチャクラは体全体の活力と関係していると共に異次元界との交流に深く関わっています。神様へのご無礼や、殺人・自殺のカルマが蓄積されます。殺人・自殺は、神様が生かしておられる命を絶つことであり、神様への反逆だというのが、宇宙法則の一つなのです。
C10-1.王冠のチャクラのサブチャクラ
華は額の生え際にあり、根は、その真後ろの脊髄の延長線上の大脳辺縁系にあります。異次元との交流の能力を司ります。
まとめ
チャクラには、人体が生命エネルギーを利用するために重要な働きをします。また、カルマを蓄積する、特殊な能力をその人に発揮させるなどの働きがあります。そのためにチャクラを修練に利用することが大切です。
© 2009 明心塾