悟るとは

 "何々を悟る"ではなくて、単に"悟る"という場合、典型的には、禅僧などがある高い境地に達することをいいます。

しかし、その精神世界的な意味は説明されていませんでした。


 ある意識にとって"悟る"とは、より上の次元のみ魂と緊密につながって蜜接に交流している状態になることを意味しています。


 たとえば、幽体の意識が悟るとは、魂と緊密につながって蜜接に交流することです。もちろん、その深さは様々ですが、幽体の意識が魂の想念を共有することになり、幽体にとっては、高い境地に達したことになります。


 悟りには、いくつかの段階があります。幽体の意識が2段目の悟りを得るとは、ハイアー・セルフと緊密につながって蜜接に交流することをいいます。


 魂が悟るとは、ハイアー・セルフとつながって蜜接に交流することをいいます。


 通常は、魂、幽体などの要素の意識が悟ってから、統合意識→深層意識→表層意識→心→表面の意識(14層ある)というように悟っていきます。


 表面の意識の一番外側(現界に対応している側)の層が顕在意識なので、顕在意識の悟りは、通常最後になります。


 顕在意識に焦点を当てますと、魂の意識と緊密につながって蜜接に交流している状態が、1段目の悟りです。次にハイアー・セルフと緊密につながって蜜接に交流している状態が2段目の悟りです。


 鎮静法のように、鎮静化して代謝を下げ、一時的にハイアー・セルフとつながって蜜に交流することを、三昧とも超越ともいいます。また、このときの意識の状態を、超越意識とも純粋意識ともいいます。鎮静化しなくても、通常の状態で純粋意識になっているのが、2段目の悟りです。


ワンポイント


 顕在意識に焦点を当てますとみ魂の意識と緊密につながって蜜接に交流している状態が、1段目の悟りです。次にハイアー・セルフと緊密につながって蜜接に交流している状態が2段目の悟りです。







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