すべてよしの法則

人生において経験する苦しいことや悪いことは、悪いカルマの解消か、もしくは心の浄化が進められているからです。
解消や浄化により魂や心がキレイになることは、総ての人が幸福に充たされた社会を造ることに繋がるのです。

人生において苦しいこと、災難は、過去の悪いカルマを解消させられているか汚い心を浄化されている姿です。それは当人の魂、心をきれいにして幸せにしようという趣旨ですから、深く考えればよいことなのです。


「人生において起こることはすべてよいことである」


と言えば、


「そんなことはない」


と反論されることは目に見えています。しかし、"因果律"から見れば、どんなに苦しいことも悪い運も、過去の悪いカルマを消しているか汚い心を浄化しているのです。


 それは同時に当人がカルマを悟るか想いや行為の悪さに気づくための教育なのです。そして、悪いカルマが果たされ、心がきれいになれば幸せが待っています。


「"究極の存在"は、自由意志をもった人々の心をきれいにすることを推進している」

とも言えます。心がきれいになれば行動も善くなり、幸福になるからであり、それがよい社会を作ることの基礎になるからです。


 日本でも有名なインドの聖者であるサイババは、"ドラえもん"がポケットから何でも出すように、手からいろいろなものを出すことで有名です。サイババに言わせると、

「そんなことは何でもないことで、難しいのは人の心を善い方向に向けかえることだ」

そうです。


 天はわざわざ人間に自由意志をもたせ、しかも清らかな心をもつように、あらゆる手段を尽くしているのです。自由な意志に基づいて清らかな心をもち、善い行いをする人々が沢山ふえることが人類総幸福社会を作ることにつながるからです。






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