気感

気感とは、気の存在、動きにともなう感覚です。気が体内に入り、動き、あるいは留まることによって様々な感覚を味わうことができます。


ピリピリという、非常に弱い電気が通るような感覚だったり、暖かい感じだったり、圧力だったりします。気感にともなって、皮膚が赤くなったりします。


体の場所によっても気の感じ方は違います。もっとも感じやすい場所は、普通は手です。ピリピリ感や暖かい感じがします。脳天なども感じやすい所です。それに、チャクラの場所でよく感じます。チャクラの場合には、感覚が鋭いためというより、気によって変化が生じやすいためと考えられます。


気によって肉体・幽体・霊体に大きな変化が起こりますと、単に感覚の問題ではなく、意図しないのに「シュッ」と口から息が吹き出したりします。これは、チャクラなどの浄化が激しく行われたために起こるものと思われます。気による肉体・幽体・霊体の変化はそれほど大きいわけです。


また、体のどこかに怪我をした跡があるとか、毒素が溜まっているという場合は、その場所で感じやすい場合があります。これも、その場所の感覚が鋭いというより、気によって毒素の浄化やひずみの解消が行われるために、その部分の細胞が刺激を受けるためと考えられます。気が目にしみるとか鼻にしみるとかいうことになります。


いずれも気を感じるのではなく、気によって起こる肉体・幽体・霊体の変化を感じているのです。心を静かにして感じやすい部分に注意を向けていると、気を動かす能力が高まるとともに、感じるようになると思われます。また、気感を育てる様々な技法があります。







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