想念浄化の業

想い癖

本セッションでは、トラウマの一種、“想い癖”について、学んでゆきましょう。

 

“想い癖”とは、過去の非常に強いトラウマに対応して、似たような刺激があると、ある特定の悪い反応をすることです。怒りの反応や、悲しみの反応など負の反応であることが普通です。パニック障害はその最たるものです。 

 

私たちは、何か刺激を受けると、特徴的は反応をすることがあります。ある人は、さまざまな刺激に対して、悪い方に、悪いほうにと考えます。またある人は、同じようなさまざまな刺激に対して、善い方に、善い方にと考えます。 

 

このような反応の癖は、過去世を含めた過去の経験によって形作られています。たとえば、過去に、思いがけない非常に悪いことを経験した人は、何か不安要素があると

「このことは、きっと悪い結果を生み出す」と考えます。 

 

一方、過去に思いがけない非常に善いことを経験した人は、何か不安要素があっても、 

「このことは、きっと善い方向に転換する」と考えます。 

 

また、過去において、急に思いがけない不幸に見舞われた人は、不安要素があると、

「また、ひどいことになるのではないか」と不安になり、ひどい場合にはパニックになって、怒り出したり、泣き出したりします。 

 

もっとひどいケースですと、過去に身近な人に継続的に乱暴されたような場合、パニックが常態化します。パニック障害と呼ばれる状態です。 

 

いずれの場合も、刺激に対して反応することが特徴です。過去の体験が、あまりに辛かったために、そのことを受け入れることが難しい分だけ、“わだかまり”や“とらわれ” よりも解消しにくい場合が多いようです。 

 

想い癖の解消  

この場合も、やはり、その苦しかったことと真正面から向き合い、苦しみをまともに味わうことによって解消します。しかし、これを自分で行うことは、通常は困難でしょう。本人が長期間にわたって、非常に苦しみます。場合によっては激しいパニック反応があるかもしません。 

 

その解消法は、“わだかまり”や“とらわれ”と同じです。苦しみを受けたのが、過去世の出来事だった場合も、今世であった場合も、対処の方法は同じです。 

 

その衝撃を残している意識(魂、副魂、6次元霊体、幽体など)を特定し、その意識に、苦しみと向き合うように促しますと非常に速く解消します。これを施術者が潜在意識に働きかけて行うのが、潜在意識浄化法です。トラウマ解消の場合、“個別トラウマ解消法”や“一般トラウマ解消法”がそれにあたります。 

 

潜在意識浄化法が難しい場合でも、時間はかかりますが、想念浄化の業を受けていればトラウマは少しずつ、解消してゆきます。 






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