想念浄化の業

しこり

本セッションでは、トラウマの一種、“しこり”について、学んでゆきましょう。


“しこり”とは、過去に受けたトラウマに対応して、似た状況が起こると、苦しみを感じるものです。 

 

たとえば、子供のときに父親が遊んでくれなかった、父親が厳しかったなど父親から愛されていたと感じていなかった場合があります。 

 

また、母親が忙しくて、あまり相手をしてくれなかったという場合もあります。 


さらには、夫婦仲が悪くて、常に不愉快な想いをしていたという場合もあります。

 

“わだかまり”ほどではなくても、このような不満は“しこり”となって意識に留まっています。“しこり”は、“わだかまり”や“とらわれ”の場合と同じように、その人が幸福になるのを阻害します。 

 

今世のことであれば、このような“しこり”をある程度は、自分の顕在意識で察知することができます。 

 

察知した“しこり”には、しっかりと正面から受け止め、“さびしさ”などの感情を味わいます。そうすれば“しこり”は解消に向かいます。その状態で想念浄化の業を受ければ一層効果が上がります。 

 

“しこり”が顕在意識ではなく、潜在意識(肉体の意識、幽体の意識、5次元霊体の意識、6次元霊体の意識、魂、副魂など)にある場合には、顕在意識で察知できない場合もありますが、意識が悟ると察知できやすくなります。 

 

さらに、時系列的なこともあります。たとえば、前世にて、親との関係でさびしかったとか、憎み合っていたというように、過去世において“しこり”がありますと、顕在意識では知りようがありません。 

 

過去世の“しこり”も、潜在意識にしまいこまれていますから、このように顕在意識が察知できない“しこり”の場合でも、個別トラウマ解消法を用いれば、的確かつ容易に解消できます。個別トラウマ解消法では、施術者は“しこり”の内容が分かっています。しかし、“しこり”の内容を知りえなかったとしても、一般トラウマ解消法もしくは、想念浄化の業を受けていれば、解消して行きます。 

 

“しこり”には、意識~チャクラ~体の相関関係があります。肉体に関係ある“しこり”の場合には、とくにはっきりします。 

 

たとえば、過去世のある時点で大腸を患ったとして、その“しこり”は、当然大腸に残ります。すべての霊体、幽体に残る場合もありますが、多くは、いずれかの霊体、または幽体に残ります。5次元霊体に残ったとすると、5次元のへそのチャクラに“しこり”がマッピングされます。そして、そのしこりは、5次元の意識に関連付けられます。 

 

そういう状態が分かったとすると、第一に、浄化の業で大腸を浄化することになるでしょう。その場合に重要なのは、5次元霊体を意識して浄化することです。場所を特定すること、その場所に的確に生命エネルギーを照射することも重要です。 

 

さらに、5次元のへそのチャクラ(根)を浄化します。チャクラの浄化法には何種類もありますが、本質的には違いがありません。自浄法の場合、チャクラ静功のチャクラ瞑想でもいいでしょう。その場合も、5次元のチャクラを意識します。 






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