きれいな心と汚い心の法則

人生において経験する苦しいことや悪いことは、悪いカルマの解消か、もしくは心の浄化が進められているからです。
解消や浄化により魂や心がキレイになることは、総ての人が幸福に充たされた社会を造ることに繋がるのです。

"きれいな心"とはどういう心なのでしょうか。


 きれいな心は愛、思いやり、同情、謙遜、勤勉、慎ましさ、欲望の放棄、穏やかさ、奉仕の心などです。これらの心は、天国のような社会を作るのに好都合な想いで、善い想いをもつ心がきれいな心ということになります。


 一方、"汚い心"とは、憎しみ、慢心、プライド、自己主張、怠惰、貪婪、強欲、情欲、自己顕示欲、妬み、怒りなど自己中心的な想いをもつ心です。これらの心は、天国のような社会を作るのに不都合な想いであって、そういう悪い想いを持つ心が汚い心ということになります。


 これらの二つを比較してみましょう。


 きれいな心は自分を愛するとともに他者を愛する心です。言い換えますと、自己と他者との共通性を強く感じる心です。他者の想いを共有できる心です。


 一方、汚い心は自己の欲望を満たすために他者が苦しんでも構わないという自己中心的な心です。言い換えますと、自己と他者の区別を強く感じる心です。他者の想いを共有できない心です。


ワンポイント


 "きれいな心と汚い心の法則"とは、"きれいな心とは天国のような社会を作るのに好都合な心であり、汚い心とは、総ての人が幸福に満たされた社会を作るのに不都合な 自己中心的な心である"というものです。






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