身体浄化強化の業

身体浄化強化の業は、健康作りの観点より、効果の大きい技法です。 

 

身体浄化強化の業の一般的な技法は、足を肩幅の1.5倍~2倍に開き、膝を165度~直角程度に曲げて立ち、手掌を胴体から離れた前方で向き合わせ、腕の高さを、肩と水平から肩より60度下げる程度にします。上体を15度ほど前に傾けます。 

 

膝の角度は深いほど、腕の高さは高いほど、効果は大きく、また、体への負荷が大きくなります。膝を直角に曲げ、腕を肩と水平に構えるのは、武術やスポーツをやる人の構え方です。 

 

体力が弱い人は、膝は165度、腕は肩の線から60度下に構えれば、前述の構え方に比べて、ある程度の時間同じ姿勢を保てます。 

 

この構えにより、左右の手と胴体の間にエネルギーのボールができます。あたかも体の外に丹田ができたような形です。そのエネルギーが体の中に入り込んで循環しますので、体に大きなエネルギーをもたらします。 

 

同じ姿勢で一定時間保ちます。時間は、目的により、また、修練する人の体力により異なりますが、一般的には3分間です。この形では、12正経のうち、三焦経、心包経以外の10正経つまり、肝経・胆経、脾経・胃経、腎経・膀胱経、肺経・大腸経、心経・小腸経に生命エネルギーが流れます。 

 

上記の構えは、三焦経(肋膜関係)・心包経(すい臓関係)に対して、エネルギーの流れが起こらないため、別の構えが必要ですから、次に、足および胴体の姿勢は前述のまま、両腕を前に差し出すようにして、両掌を上向きにします。この姿勢を3分間保ちます。この構えにより、三焦経、心包経に生命エネルギーが流れます。 

 

身体浄化強化の業の特徴は次の2点です。 

   ・ 放射される生命エネルギーが浄化の業より100倍強い

   ・ 経絡を利用するため、健康作りの効果が大きい

 

「身体浄化強化の業」で流れる生命エネルギーは、宇宙最高の15次元であり、“浄化の業”の100倍流れるため、効果が非常に大きいです。







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