五臓の色体表 

五臓の色体表とは、十二の正経を五行に配当して、様々な性質を説明するものです。


中国医学では、五臓の色体を診断・治療の大きなより所としています。


十二の正経を五行に割り当てますから、十の正経は当てはまるのですが、二つは当てはまらず、中途半端なものになっています。


明心塾では、当てはまらない二つの正経が実は独自の臓器に当てはまり、五行にも当てはまることを発見し、五行の色体表に追加しました。


中国医学の五行の色体表は、肝経、胆経、心経、小腸経、脾経、胃経、肺経、大腸経、腎経、膀胱経から成っていますが、明心塾の五臓の色体表には、心包経、三焦経を加えた十二正経が含まれています。


この表のすべての欄には、深い意味があり、病気や体質、体調の診断や治療に役立つのですが、明心塾での応用は、臓腑の浄化のために、手足の井穴(せいけつ)から生命エネルギーを注ぎます。


こうすると、臓腑を直接浄化するのとは異なった経路で生命エネルギーが流れ、直接浄化した場合には生命エネルギーが行き渡らなかった部分にエネルギーを行き渡らせる効果が期待できます。


五臓の色体表は以下のとおりです。






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