人類の発祥について

悠久と言うも愚かなほどの遠い昔、全世界には何もありませんでした。

時間も空間もないのです。

ここで言う全世界は宇宙よりずっと広い概念で、物質世界だけでなく精神世界をも含めたものです。


そのような中、「天」は悠久の時間と無限の努力を経て自から存在するようになられました。

そして、また悠久の時間と無限の努力を経て万能の能力を獲得されました。


この何もない所に自ら出現され万能の能力を身につけられるということは人の想像を超えた辛抱心です。

それをなされた天は「真(まこと)」に満ちておられたということです。

天の一番の特徴は、この「真」ということだと想います。


「真」は、なすべきことをたゆみなく真っ直ぐに行うきもちという意味です。


それからまた悠久の時を経て、天界をお創りになり、進化をお進めになりました。

これで天および天界はあらかた完成しました。

天界とは、この宇宙を超えた精神世界です。


天は天界を創られた後、ご自身を省みられ、真だけではなく、もっとふくよかなものすなわち愛が必要と想われ、それを育まれました。


「愛」は説明する必要がないほどよく使われていますが、男女間の愛執を意味していることがよくあります。

ここで言う愛は、相手の幸せを願うきもちです。


ここで、天の特徴は、第一に真、次に愛となりました。


次に、天界だけではなくもっと次元の低い世界をお創りになるにあたって、ご計画をお練りになりました。

その中の重要なご計画が天国社会造りのご計画です。

つまり、もっと次元の低い存在を創り、その者に天国のような社会を造らせて楽しませ、ご自身も楽しみたいという途方もない望みをお持ちになり、実現のためのご計画をお練りになりました。


そのために宇宙をお造りになり、その中に神々をお出しになり、それぞれに役割をあたえて宇宙をお育てになりました。

その神々をお使いになり、生命の場としての地球をお造りになられました。


それから地球の進化にともなって、神々をお使いになって、原始生命から始めて、植物、動物をお造りになりました。

この努力は6回までは失敗し、7回目で成功されました。天はここでも限りない真を発揮されました。


初めの宇宙では、原始生命まで、2番目の宇宙では植物まで、3番目の宇宙では動物まで、4番目の宇宙では猿まで、5番目の宇宙では類人猿まで、6番目の宇宙では人類の原型までお創りになりました。

7回目の宇宙で初めて人類をお造りになりました。

7番目の宇宙で、50万年前に人の魂をお創りになり、20万年前に肉体化されました。何種類か育てておられた類人猿の中から、一番人にふさわしいと思われた者の肉体に人の魂をお入れになってついに人類をお創りになられたのです。


これが人類の始まりであり、天国のような人類総幸福社会造りの具体的な始まりでした。

自然に、つまり偶然に任せて人類ができたわけではありません。


肉体化されてから古代文明が育つまでの人類の歴史は人類学・考古学などの学際的研究によってようやく解明され始めましたが、その背後にある天のご意向を汲むことなくすべてを理解することは難しいでしょう。


ましてや、天のみ心を知ることなく全世界の人類が幸せである社会すなわち人類総幸福社会を造ることは難しいでしょう。


自由意志を持った人間が幸福な社会を楽しみ、それを楽しむという天のみ心を伝える為に、世界は物質社会から精神社会へ大きく舵が切られました。


明心塾は、天のご意向を伝える役割を果たしていきます。






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